ーとても久しぶりにブログを更新しますー
そして年が明けてしまいました。
あけましておめでとうございます。
家の前の駐車場には赤い実がなる木が植えられていて、秋から冬にかけて実をつけているため去年の年明けまで(ややこしいですね)赤い実と白い雪の情緒ある風景を楽しんだ記憶があります。
雪がつもっても枝をしならせながら耐えている姿はとても凛としてきれいです。
2ヶ月ほど前、この家の引き渡し後初めて売主さんご夫婦が遊びに来てくださいました。
もう少し早く来たかったそうですがコロナ禍でそうもいかず、少し落ち着いた頃合いをみて満を持して来てくださいました。きんちょうするな~(笑)
もともとビルトインオーブンの使い方がわからなくて、奥様にオーブンの使い方を教えていただきたいと連絡をしていたので、じゃあパンを一緒に作りましょうとなって、そしてついでにシュウマイも一緒に作って食べましょうとなり、パン作りの材料とシュウマイの材料はすべて持参するから私はご飯だけ炊いておいくだけで良いミッションを頂きました。
(そんなわけにいかないのでいちおう芋煮鍋をこしらえてまっています)
奥様はお子さんがまだ小さい時にお友達のお母さま方にパン作りの教室を開いていたそうです。パンを作ったことのない私。パン作りに憧れたこともあります。焼きたてのあの匂いをお家で。ふわっふわのパンをちぎるあの瞬間。たまんないです、きっと。
一人暮らしをしていた頃はオーブンも無かったし、結婚しても一人暮らしの時からの温め機能しかない電子レンジを使っていたからオーブンを使った料理は一切作ったことがありませんでした。そんな私がこんな棚ぼたな感じでパン作りを教えてもらうことができるというラッキーDAY。おまけにシュウマイも作ってくださるという。
この「シュウマイ」に関してもいろいろありまして、ご主人の本業は建築家なのですが昔中華料理屋で中華鍋を振っていたことがあるそうで(なんとまあ)この家を売ってくださるときに自分たちが使っていたドデカい中華鍋とドデカい蒸篭を置いて行ってくれたのでした。
ですが私たち夫婦がそのようなドデカい中華鍋や蒸篭を使うこともなく、、。
それを使ってシュウマイパーティーをしようという訳でした。
なるほど~よかった!捨ててなくて!(焦・泣)
持参した分厚いまな板と中華包丁がプロっぽさを醸し出しています。
包丁さばきがこの人本当に建築家?
そして反対側の厨房では(もはやキッチンではなく厨房と呼ぼう)奥様がパンの仕込みを私に教えてくれます。
夫はシュウマイの包み方をご主人に伝授され始めました。
たくぼくさんは自分のしごとをまっとうしようとパトロール。(うろついているだけ)
もういろいろ可笑しくて。
楽しくて。
昼間から飲むビールは最高で。
なかなかできなかったこと、じっとりと耐えていたこと、考えたこと、こうでなきゃいけない、こうあるべきかもしれないと、くすぶって。あきらめて。少しやさぐれて。
そんな心をちょっとだけ解放してあげられたような気がします。
本当に楽しい時間をくださったご夫婦に感謝でした。
次はお子さんも連れてきたいとおっしゃってくださったので、次までにまあまあ上手く焼けるように頑張るとします。
また、ゆっくり更新していけたらなぁと思います。